静岡労働局長より、標記の取り組みにかかる周知と実施についての要請がありますので、会員の皆様にご案内いたします。
静岡県内では、近年、労働災害が増加しており、昨年労働災害により死傷した方(休業4日以上)は4,598人となっています。また、このうち25人の尊い人命が失われております。さらに、今年に入ってから亡くなった方は8人に上っており、憂慮すべき状況です。
労働災害の一層の減少を図るためには、労使が一体となって労働災害防止のための基本ルールを徹底し、またそれらを遵守・実行するための時間的・人員的に余裕を持った業務体制を構築することが重要です。このため、令和7年度全国安全週間は、下記のスローガンで取り組みます。
『多様な仲間と 築く安全 未来の職場』
全国安全週間及びその準備期間を機会に、それぞれの職場において、労働災害防止の重要性について認識を深め、安全管理活動の着実な推進を図りましょう。
静岡労働局では、上記のような状況に対応するため、令和5年度から労働災害防止計画(第14次防)を策定し、(1)建設業における死亡災害の撲滅、(2)転倒災害の増加傾向への歯止め、(3)外国人労働者の災害の減少等に取り組むこととしています。
静岡労働局 労働基準部 健康安全課 TEL:054-254-6314
参考