【経団連】新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた 採用選考活動に関するお願い

 経団連より、標記について要請がありますので、趣旨をご理解いただき、取り組みにご協力くださるようお願い申し上げます。

【要請文 写し】

 

                                   2020年4月6日

各 位

                     一般社団法人 日本経済団体連合会 会長 中西宏明

    新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた採用選考活動に関するお願い

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う大規模な企業説明会やイベントの中止、延期等の結果、学生の間に就職活動に対する不安が高まっています。

 こうしたなか、3月13日には、政府から経団連に対し、現在行われている学生の就職・採用活動に対する特段の配慮を求める要請がございました。また、経団連と国公私の大学トップで構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」では、去る3月31日、「新型コロナウイルス感染症に伴う2021年度入社対象者の採用選考への対応について」を公表したところです。

 経済界は、就職・採用活動において、企業と学生との間で雇用のミスマッチを起こさないとともに、第二の就職氷河期を作らないとの強い決意をもって臨むことが重要です。

 そこで、学生が安心して就職活動に取り組めるよう、各社におかれましては、下記に留意しながら、採用選考活動を行うとともに、こうした取り組みを積極的に情報発信していただきますようお願い申し上げます。

                     記

1.学生の不安を和らげ、幅広い情報と十分な採用機会を提供する観点から、現行の採用選考日程を基本としつつ弾力的な採用選考活動を実施する。

2.具体的には、Web説明会など多様な通信手段を活用した企業説明の機会の創出、エントリーシートの提出期限の延長、オンライン面接の推進、年間を通じた複数回の選考機会の確保などに向けて最大限努力する。

3.感染収束以降の採用関連イベントの追加開催等、学業を尊重しつつ各社の状況に応じて最大限柔軟な対応を行う。

                                         以 上