【経団連】2020年度及び2021年度新卒者等の採用維持・促進に向けた特段の配慮について

 今般、政府より標記について、下記のとおり要請があることから、会員の皆様にお知らせするとともに、趣旨ご理解の上ご協力くださいますようお願い申し上げます。

 2020年度及び2021年度新卒者等の

            採用維持・促進に向けた特段の配慮に関する要請ついて

 新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年3月以降の企業説明の延期・中止や一部の企業による採用選考活動の取りやめなど学生の就職活動への影響が生じていることから、一億総活躍担当大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・経済産業大臣より、経団連に対して、新卒者等の採用維持・促進に向けた配慮について要請があります。

◆要請事項(要旨)

 〇第二の就職氷河期世代を生まないとの観点から、2020年度及び2021年度の新卒者等について中長期的な視点に立った採用を行うこと

 〇卒業・修了後少なくとも3年以内の既卒者は、新規卒業・修了予定者等の採用枠に応募できるよう、改めて若者雇用促進法に基づく指針を踏まえた対応を行うこと

◆政府の今後の施策(企業に対する支援)

 (1)新卒者等と採用意欲のある中小企業とのマッチング促進

   ⇒各地域にある経済産業局において、中小企業と多様な人材の合同マッチングの機会を設けるとともに、中小企業の魅力を伝えるための経営者と大学生等の交流の場の設定等を含む、新卒者向けの取組の積極的な情報発信を実施

 (2)東京等の若者人材の移転支援

   ⇒新型コロナウイルス感染症の影響による地方移住への関心の高まりといった状況を踏まえ、東京をはじめとする都市の若者人材の移転に関する手法を検討

◆ご参考

 ●2020年度及び2021年度新卒者等の採用維持・促進に向けた特段の配慮について

 ●参考資料(新卒採用維持・促進に向けた取組概要)